デメリットだけではない?大学受験浪人経験者が語る浪人の意義

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こんにちはshunです!

今回は受験シーズンが本格的に始まったこともあり、受験について少し自分の考えを紹介していきたいと思います。自分自身が受験でかなり苦労したので、その経験が役に立てれば幸いです。ただし、あくまでも個人の意見なので、「こういう考えを持つ人もいるんだなあー」と参考程度に読んでください。

〜浪人をする意味はない?〜

平成29年度の「学校基本調査-平成29年度結果の概要-」では、現役生と浪人生の比率が記載されています。調査結果自体は非常に長いので、抜粋します。

出典:http://www.mext.go.jp

この調査結果は5月に取られたものなので、正確な浪人生の比率を割り出すことは難しいのですが、およそ16%ぐらいの人が浪人生であると推察できます。6人に1人は浪人生ということになりますね。この数値は20年前などと比較すると、かなり低いことから、浪人生は減少傾向にあります。

まあ、これは当たり前といえば当たり前の話で、その理由は大学が増えたからです。今は「大学全入時代」ですから、基本的に選ばなければ大学には入ることはできる時代です。

そんな時代にあえて浪人することに何か意味はあるのでしょうか?

〜浪人をすべき人・すべきでない人〜

私も、1年間予備校に通って浪人生活を送りました。そこで、自分自身だけでなく、周囲の浪人生を何人も見てきました。

そんな中で、自分なりに「浪人をすべき人・浪人をすべきでない人」の区別がつくようになったので、今回はそれを紹介していこうと思います。

一番重要なのは「あなたはなぜ浪人をするのか」です。

浪人を考えている人の中にもし、「どこの大学でもいんだけど落ちてしまったから仕方なく浪人する」という人がいたら、その人は浪人をすべきではありません。そのようなモチベーションで浪人しても一年間大学受験に対してモチベーションを高く保つことは難しいでしょう。

浪人生には様々な誘惑があります。同級生たちはみんな大学生になり、大学生活を満喫しています。そんな中で自分は1人自習室にこもってひたすら勉強しなければならないのです。

そのため、「そんなことには耐えられない」という方は浪人をすべきではないでしょう。浪人しても結局現役時よりも成績は下がってしまったという浪人生はいくらでもいます。今の時代、少しランクを落とせばいくらでも大学はあるので、妥協してでもそちらに行った方が良いと思います。後期入試などもありますし。

逆に「絶対にこの大学に行きたい」「このレベルの大学に死んでも入りたい」というようなモチベーションで浪人するのであれば成功しやすいのではないかと思います。高いモチベーションさえあれば、浪人が始まった時の偏差値が低くても最終的にはなんとかなることが多いです。

浪人の成功率は10~20%と言われています。その他は現役時と同様かそれ以下の大学に進学することになります。浪人すれば誰でも現役時よりも良い大学に行けるというわけではないことは注意しておくべきです。

ただし、基本的に勉強していれば偏差値が上がるということです。確かに1人1人限度はあるとは思いますが、そこまでは勉強すれば成績は伸びます。ただし、その勉強をしていないから成績が伸びないのです。

よく自分が浪人している時も、ずっと休憩所で喋っていて、一向に勉強していない浪人生は何人もいました。それではお金も時間ももったいないです。

浪人すべきかすべきでないかはモチベーションで決めるべきです。

〜大学受験に失敗した浪人生が考える浪人の意義〜

今の世の中の傾向を見ると、以前ほど学歴は重要ではなくなってきています。また、インターネットやSNSの普及によって高校→大学に行く必要性も問われてきています。

そんな中で浪人をわざわざするメリットはどこにあるのでしょうか?

『哲学してもいいですか』でも少し触れられていましたが、今の日本の若者は何か失敗することを以上に嫌う傾向にあります。悟り世代と言われれば聞こえはいいですが、言い方を変えると臆病なのです。

そのような若者が多い中で、企業や社会が必要としているのは「失敗した経験を持っている人」なのではないのでしょうか?

社会人になったら、今までのテストとは違い、正解がない場面に何度も出くわすことになります。そこで失敗することで、そこから何らかのフィードバックを得ることができ、成長することができるのです。初めから失敗することを恐れている人は失敗することすらできないので、そこから何も成長することができません。

私自身、人生の中で最も大きい挫折が大学受験でした。不合格の通知が来て浪人が決定した際に絶望しました。しかし、その時の悔しさがあったからこそ、現役時では入ることができなかった大学に合格することができたし、今でもその挫折を乗り越え、成長した自分に対して自信をつけることができました。

もちろん、私は受験生に対して浪人すべきであると言いたいわけではありません(笑)。ただ、浪人したからこそ得られるものがあったことも事実です。

そして、浪人することは恥ずかしいことではありません。この大学全入時代に、自分の目標のために1年間を費やすことは誰でもできることではありません。別に1年間ぐらいレールから踏み外れてもなんてことはないのです。

〜終わりに〜

私自身、浪人を経験したこともあり、浪人生を見ると応援したくなります。浪人の孤独感やプレッシャーに押しつぶされそうになる気持ちも痛いほどわかります。

いつか挫折を味わった浪人生が努力の末、第一志望に合格し、自己実現を果たす日を願ってやみません。

 

 


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