感じのいい人と思われる「大人の言葉づかい」とは?


「大人の言葉づかい」とは

就活や、普段の交友関係で年上の方と話すとき、言葉選びを間違えて苦い思いをしたことはないでしょうか??

僕はあります…それも1度ではなく…

相手に対する敬意がないのは問題外ですが、敬意を持っていても言葉選び、言葉づかいで評価が決まってしまうことは多々あります。

挨拶をはじめ、相手方の説得やお詫びなど目上の方に対して行わなければならない際、その力が試されます。

さらに先方の頼みや誘いを断る際など、どうやって印象を悪くせずに伝えることができるのでしょうか?

というわけで、

今回紹介するのは、齋藤孝氏の「大人の言葉づかい」です。

実際の現場で使えるフレーズが詰め込まれていて、学習参考書のように使える1冊です。

「感じがいい人と言わせる大人の言葉づかい」の面白さは?

この本の面白さは

1.実用性

2.知的楽しさ

だと思います。

実用性

例えば、1番はじめの言葉「あいにく」。

まず当然のことながら、「あいにく」の意味の説明があります。「自分の思い通りにならないことや都合が悪いときに『残念ながら〜です』という気持ちを表す」という風です。

そして、「あいにく部長は外出しています」「あいにくですが、明日は出張があり、うかがうことができません」といった例文や実用例が載っています。

さらに嬉しいことに、この言葉はこういう意味で勘違いされることが多い、とか、この言葉はこういう場合では例外的にNGのような使用上の注意まで丁寧な説明があります。

意味・例文・使用方法の3拍子。まさに参考書。

知的楽しさ

これも同じ例を用いると、「あいにく」は、「あやにく(生憎)」という古語からきており、「あや」は感動詞で「ああ」や「あらまあ」、つまり「あやにく」で「ああ憎い、あらまあ憎らしい」という意味で使われていた、と説明があります。

言葉のルーツから、古語や漢字を使っての説明なので、知的楽しさがあります。

単純に言葉→意味で記憶していくよりもずっと効率の良い覚え方になるような気がします。これもまとめると実用性に集約されてしまうのでしょうか…

 

まとめると、とっつきやすく、実用的な言葉づかいの参考書[入門編]といったところでしょうか。

感じのいい!言葉づかい

最後に、個人的に確かにこれは感じがいい!便利だ!と思ったものを紹介します。

かたじけない

「お心づかいはかたじけないのですが、」のように使います。個人的には使いたいというか、実際よく使います。

ルパン三世の五右衛門が使っているイメージですが、場面を考えないとギャグに思われるかもです。

 

お手すきの折にでも

暇な時に見てやってください、とか、時間空いてる時にお願いしますのような言い方とは聞こえが違うように感じます。ずっと感じよく聞こえます。

結局言ってることは同じなのですが…使えると強いですよね。

 

お聞きおよびのこととは存じますが

言いにくいことを切り出す時など、相手が知っているかどうかも確定させずにというのが便利だなと。

えっと…あのぅ…実は…から入るよりずっと良いのではないでしょうか。

 

ついでに個人的に嫌だなと思うものも載せておきます。

不徳のいたすところ

「自身の不徳のせいで引き起こした失敗や不都合を詫びるのに用いる謝罪の言葉」

不徳は、行いや能力が足りないこと、立派でないことを意味します。

よくテレビで見るやつです。本の中でも、「言葉だけで体裁を整えているうわべだけの謝罪に聞こえて…」との説明があります。

お詫びの言葉もございません。

最上レベルの謝罪表現です。使いどころを間違えると大げさに聞こえてむしろ嫌な感じがします。

 

まとめ

語彙は大事です。知らなければ使えませんし、使えなければ勘違いされることもあるかもしれません。

一方で語彙だけでも、むしろうさんくさい、信用ならない奴になってしまいます。

時と場合に合わせて言葉をうまく使いたいものです。

僕も頑張ります。最後までどの立場からお話しているのかわかりませんでした。


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