相手の心が読めるようになる!?「一瞬でYESを引き出す心理戦略。」を読んで。


メンタリストとしてテレビや本などでブレイクしたDaiGoさんの著書「一瞬でYESを引き出す心理戦略。」(2013年)を読んだので、さっそく紹介します。

一瞬でYESを引き出す心理戦略。

心理学といえば??

心理学といえば、フロイトとかユングとかアドラーとか…

いえ!それよりも天才心理学者「秋山」の方を知ってる人が多いんじゃないでしょうか?

ドラマ「ライアーゲーム」で松田翔太さん演じる秋山深一が、相手の心理を読み取り、最後にとんでもない方法で鮮やかに人を騙す姿に憧れた中高生は多いはずです。

メンタリズムって?

「一瞬でYESを引き出す心理戦略。のカバーにて、DaiGoさんの「はじめに」の言葉を使ってまとめてあります。

メンタリズムとは何か。それは、行動や態度、言葉などから相手の心理を読み解き、思うままに誘導する技術のことです。

そして、なかでもメンタリズムと親和性が高いのがビジネスの現場です。取引先との交渉事が多い営業や、お客さんとじかに接するサービス業、また上司と部下、同僚や先輩、後輩といったし職場での人間関係にもメンタリズムは欠かせません。

だからこそ、私は世のビジネスパーソンに、メンタリズムを活用して欲しいのです。

なるほど、メンタリズムは実生活において非常に役立ちそうです。

しかし、こうも書かれています。

メンタリズムとは、決して人を騙したり、誑かしたり、裏をかいたりするためのものではありません。相手の心に寄り添うための、相手といい関係を築くための、人付き合いの基本なのだと、私は考えているのです。

当たり前の事ですが、扱うものが生の人間なので、相手にくれぐれも失礼のないように、あくまで、自分と相手のためにというスタンスが必要のようです。

それでは、人気メンタリストDaiGoさんの心理戦略とはいったいどんなものなのでしょう。

心理戦略で簡単に人を動かせるようになる??

DaiGoさんは、「心を読んで人を動かす」メンタリズムの基本として、以下の4つのポイントをあげます。

◻︎観察

◻︎分析

◻︎信頼される

◻︎誘導

このうち、「信頼される」だけ受動のように感じますが、その説明として、

相手を理解し、信頼を勝ち取る。

とあります。主体的な行為のようです。

今回は、このうち前半の2つ「観察」と「分析」を取り上げます。

まず観察について。

観察

「観察」においてDaiGoさんの説明で非常に重要だと感じたのが、

「我々はモノを見る時、どのレベルでそのモノを捉えられているか」

という事です。

説明します。

例えば、普段身につけている時計の文字盤、メーカー名ブランド名など実際に書かれているように再現できるでしょうか?

普段利用しているコンビニのレジ近くに置いてある保温機に入っているのは、肉まんあんまんピザまんどの順番だったでしょうか?

何十回、何百回と見たはずのモノでも、注意して覚えようとしないとだいたいわからないものです。

余談ですが、朝の番組に出ていた西野七瀬さんの服を覚えているでしょうか?僕は覚えています笑

「一瞬でYESを引き出す心理戦略」ではこのように説明あります。

観察とは、見ている回数ではなく、意識して見ているかどうかなのです。

確かに!という感じです。

「見る」という行為はとても曖昧みたいです。

観察の対象は、表情、しぐさ、服など様々ですが、ただ見ているだけでは、観察にはなりません。

分析

分析も非常に面白いです。

格好で比較的ラフで、カバンはノートサイズの20代半ばの男性だからIT系?とか、エレベーターから出てきた二人の距離は離れなかったから二人は良好な関係?または、仕事でせっぱ詰まっている??とか。

「一瞬でYESを引き出す心理戦略」では「心から出てくるもの」と表現されていますが、心理状態が表立って反映されている事、例えば表情、しぐさ、距離感、あと言葉づかいとか。そのようなものの原因を分析する。

もうお分かりかと思いますが、「観察」と「分析」はセットです。

この2つの作業が相手の事を「知る」という段階で、それができて初めて「誘導」(人を動かすこと)にいくでしょう。

知識と実践の壁〜人を動かすのは簡単じゃない!

ここまで「一瞬でYESを引き出す心理戦略」で紹介されるメンタリズムの基礎を取り上げました。この本を読んで、好奇心の高い人なら、「メンタリズム使ってどんどん人の心理を読み取っていこう」、「思い通りに人を動かせるかも」と思うかもしれません。

しかし、

人間そんなに簡単じゃない。

というのが僕の意見です。

この本では、とても綺麗にメンタリズムの実践法が紹介してあり、新たな発見も多かったのですが、やはり実際にこの分野の第一線で活躍しておられる方々は、

まず観察の際、見えている世界が違い、また分析の際にも、観察結果から導かれる様々な仮説の妥当性、非妥当性の検討などを

非常に高度なレベルで行われていることでしょう。

またコミュニケーション自体、ナマモノですので、臨機応変さが非常に重要になってきます。

DaiGoさん自身あとがきでこんなことを書いています。

この心理戦略がうまくいくかどうかは、あなたにかかっています。(中略)

私は、現代は、知識を持っていることに価値がない時代だと思っています。(中略)

googleで調べればたいていの知識は手に入ります。(中略)

しかし、googleが教えてくれないこともあります。それは知識の使い方です。心理学の知識も、それ自体では単なる統計的実験の結果にすぎません。あなたが実際に利用し、結果を勝ち取らなければ、何の価値もないのです。

そんなわけで、実際上手な方の頭の使い方、対応の仕方をリアルな世界で学ぶ。そして、自分で考え、実践し、経験を積む。とにかく積む。これが重要だと思います。

実践としては、とても身近な場合だと、友達とうまくいかなかったとか、日常的に臨機応変に対応しなくてはならないことは無数にあります。

そんな時に、普段とは違う物言いをしているなーとか、なんか落ち着いてないなーとか感じたら、なんで?あっ、もしかして!それで何か行動を起こして、まあうまくいったりいかなかったり、そんな経験を意識してフィードバックする。

そんな感じだと思います。とても当たり前の話になってしまいましたが。

飛躍しますが、とにかく人に敬意を持つことが1番のメンタリズムということで。

寒いですが、体調を崩さないようにお気をつけてくださいね〜

一瞬でYESを引き出す心理戦略。


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