精神分析の生みの親!フロイト『精神分析入門』のあらすじを紹介


こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了したので、紹介していきます。

『精神分析入門(上)』フロイト 新潮文庫

⇒Amazonで見る

『精神分析入門(下)』フロイト 新潮文庫

⇒Amazonで見る

『精神分析入門』は精神分析の産みの親と呼ばれるフロイトの著作です。

『精神分析入門』あらすじ/要約

本書フロイトの『精神分析入門』は、「フロイトの精神分析論をまとめた本」です。

1916年から1917年にウィーン大学医学部で行われたフロイトの講義。

その講義をもとに編集されたのが、本書『精神分析入門』です。

大学生相手にした内容であり、『精神分析入門』は一般人を対象にした本です。

本書『精神分析入門』では

・錯誤行為

・夢

・神経症総論

といったテーマを取り上げています。

『精神分析入門』は三部構成で、上記の三つのテーマについてフロイトが解説しています。

言葉の力

精神分析とは何か。

それは言葉を交わすことで行われる精神治療のことを指します。

私たちが普段イメージするような身体的な治療を目的とした治療ではありません。

患者は精神分析家に対して、自分の心のうちを吐露します。

「ただ言葉を交わすだけで、治療ができるわけないじゃないか」

そのような批判に対してフロイトは、「言葉は魔術だ」と語ります。

私たち人間は、言葉を交わすことで様々な感情になります。

賞賛の言葉を浴びれば嬉しいと感じ、逆に罵声を浴びせられれば憂鬱になります。

言葉によって、精神の有り様は変わります。言葉の力は非常に強いのです。

エディプス・コンプレックス

やはりフロイトといえば個人的にこれ。

語源は、ギリシア悲劇を描いた作品として有名な『オイディプス王』が元になっています。

エディプス・コンプレックスとは「男子が、同性である父を憎み、母に性的感情を抱くこと」です。

因みに、女子が母を憎み、父を愛することはエレクトラ・コンプレックスと言うそうです。

エディプス・コンプレックスが生じるのは4~6歳あたり。

母親に性的感情を抱き、その母親からの愛情を受ける父親を嫉妬から憎みます。

しかし父親に罰せられる恐怖感などから、次第に父親との対立を避け、母親と必要以上に愛情を抱かなくなります。

男女関係なく、幼児期の子どもにとって家庭は平和な空間ではありません。

そこには自分と同性の強力なライバルが存在しているからです。

本書『精神分析入門』にはエディプス・コンプレックスについても記載があります。

『精神分析入門』感想/まとめ

タイトルは『精神分析入門』であり、対象としている読者は一般人向けです。

しかし、非常に読みにくいです。少なくとも入門と呼べる本ではないでしょう。

専門的な知識が多く、内容もかなり抽象度が高いです。

しかし、取り上げたエディプス・コンプレックスや夢についてなど、馴染みのあるテーマも登場します。

専門的で難解な箇所は一旦読み流して、読める箇所から読んでいくというやり方もおすすめです。

気になった方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた〜。

<記事で触れた書籍一覧>

『精神分析入門(上)』フロイト 新潮文庫

⇒Amazonで見る

『精神分析入門(下)』フロイト 新潮文庫

⇒Amazonで見る

<関連記事>

「相手の心が読めるようになる!?「一瞬でYESを引き出す心理戦略。」を読んで。」

「強みを発見し、その活かし方を知る!才能発見器ストレングスファインダー!」

「[書評]『脳科学は人格を変えられるか?』エレーヌ・フォックス」

「極限の収容所生活で何を見出す?『夜と霧』あらすじを簡単に紹介!」