5分でわかる!ヘミングウェイ『老人と海』のあらすじを簡単に解説

老人と海

こんにちはshunです!

今回はこちらの本を読了したので、紹介していきます。

老人と海

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ヘミングウェイの『老人と海』。言わずと知れた世界的小説です。

ヘミングウェイは1954年にノーベル文学賞を受賞していますが、1952年に出版された『老人と海』が大きな影響を与えていたとも言われています。

それでは早速、ヘミングウェイの『老人と海』のあらすじや感想を紹介していきます。

『老人と海』あらすじ/要約

キューバのコヒマルという場所に老いた漁師、サンチャゴがいました。

サンチャゴは以前、腕利きの漁師として活躍していました。

しかし、サンチャゴは今不漁に苦しんでいました。サンチャゴはなんと84日間も不漁だったのです。

不漁が続いているせいで、自分が食べるものを確保することすらままならない状態になっていました。

同じ漁師仲間は、不漁が続くサンチャゴを観て、サンチャゴのことを見下していました。

不漁が続いていたある日、サンチャゴは苦労しながらも、巨大なカジキを釣り上げることに成功しました。

しかし、そんな苦労して釣り上げたカジキとカジキを釣り上げたサンチャゴに悲劇が訪れてしまいます。

孤独な老人

主人公の漁師、サンチャゴは身寄りと呼べるような人はいませんでした。

唯一身近な存在だったのが、マノーリンという少年です。

マノーリンはサンチャゴと同じ船で漁をしてしました。マノーリンはサンチャゴの弟子のような存在でした。

しかし、サンチャゴの船は不漁続きでした。

84日間も不漁が続いていることを受けて、マノーリンの両親もサンチャゴの船に同乗することをやめさせようとします。

マノーリンはその後もサンチャゴの事を気遣うことはしながらも、船に同乗することはしなくなります。

他の漁師たちはサンチャゴを軽蔑していました。

サンチャゴは以前は、腕利きの漁師でしたが、今ではただの老人でした。

漁ができない老人を尊敬する者など誰1人としていなかったのです。

サンチャゴはただの孤独な老人でした。

4日間の死闘

そんなサンチャゴですが、マノーリンがいなくても1人で漁に出ました。

85間も不漁だったサンチャゴですが、ついに念願の獲物を手にすることになります。

その獲物は超大物でした。

体長はなんと18フィート、すなわち5メートルを大きく超えるカジキマグロでした。

サンチャゴはそんな巨大カジキマグロを1人で釣り上げることに成功したのです。

サンチャゴは4日間の死闘の末に、身体はボロボロになりながらもなんとか手にすることができました。

4日間の中で、サンチャゴは同じ死闘を繰り広げたカジキマグロに対して尊敬の念を抱いています。

本書『老人と海』の中でも、サンチャゴがカジキマグロのことを弟と読んでいる場面があります。

壮絶な命の削り合いの中で、サンチャゴとカジキマグロは兄弟になったのです。

そこにはサンチャゴの命と自然に対する感謝と尊敬の念が伺えます。

『老人と海』感想/まとめ

サンチャゴが経験した四日間の死闘は、サンチャゴにとっては夢のようなひと時だったに違いありません。

『老人と海』の中で、サンチャゴは時折アフリカの夢を見ています。ライオンの夢というのは、サンチャゴが少年時代にアフカリカで見たライオンのことを指しています。

サンチャゴは漁に出かける前にライオンの夢を見ています。

そして漁から帰ってきた際にも、同じライオンの夢を見ています。

このライオンの夢が何の比喩なのかは人によって解釈が異なるような気がします。

個人的には「全盛期の頃のサンチャゴ自分自身」を表しているのではないかと思いました。

ライオンの夢を漁の前後に挟むことで、まるでカジキマグロの漁自体も本当は夢で幻想だったのではないかと思ってしまいます。

漁師としての気持ちはまだまだ現役でも、体力面でも限界が来ていたはずのサンチャゴ。

そんなサンチャゴに対して最後に海が夢を見させてくれたのではないのでしょうか。

人間と魚の命を賭けた闘い。

気になった方はぜひ読んで見てはいかがでしょうか。

それではまた〜。

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