人間は愚かしい?アンブローズ・ビアス『いのちの半ばに』あらすじ


こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了したので、紹介していきます。

『いのちの半ばに』ビアス 岩波文庫

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『いのちの半ばに』あらすじ/要約

本書『いのちの半ばに』は「ジャーナリストであるビアスが死について語った本」です。

本書『いのちの半ばに』には7つの短編が収録されています。

『空飛ぶ騎手』

『アウル・クリーク橋の一事件』

『生死不明の男』

『哲人パーカー・アダスン』

『人間と蛇』

『ふさわしい環境』

『ふさがれた窓』

子ども時代に愛情を注がれなかったと感じていたビアスから見える人間。

『いのちの半ばに』を通して、ビアスが人間という生き物を冷静に客観視しています。

子ども時代

ビアスは自身の子ども時代において多くを語っていません。

ビアスは自分自身を両親から愛されていないと感じていました。

キリスト教信者の両親から生まれたビアス。

彼は、自分だけが両親から愛されてないのではないかと考えていました。

彼は愛についてこのような考えを持っています。

「人間の心は一定量の愛情しか持たない。したがって対象の数が多ければ多いほど、一つ一つの対象が受ける愛情は、それだけ分量が少なくなる。」(p100)

愛は有限なものであると考えたビアスは、自分自身には多く愛が授けられていないと感じていたそうです。

死について

本書『いのちの半ばに』には7つの短編が収録されています。

7つの短編に共通していることは、そこには死の要素が必ず含まれているということです。

著者であるビアスは自身が南北戦争に従事していたこともあります。

死について書かれた短編。

そこにはビアスの感情的な要素はありません。

あくまで死を冷静に眺め、客観視する姿がそこにはあります。

『いのちの半ばに』感想/まとめ

短編は7つ収録されているものの、分量は100ページほど。

少し物足りないという印象を抱きました。

一つ一つの物語は短いですが、難解な小説に感じました。

一度読んだだけでは内容がわからなかった部分もありました。

読み終わった後もまた読み直したいという感情はなかったような気がします。

アメリア文学は個人的には合わないのかもしれません。

マーク・トウェインの作品はどれも面白いと感じました。

他のビアスの作品も読んで見極めたいと思います。

気になった方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた〜。

<記事で触れた書籍一覧>

『いのちの半ばに』ビアス 岩波文庫

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