『ロビンソンクルーソー』あらすじを簡単に紹介!イギリス文学を読む

『ロビンソンクルーソー』

こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了したので、紹介していきます。

『ロビンソンクルーソー』

『ロビンソンクルーソー(上)』デフォー  岩波文庫

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ロビンソンクルーソー

『ロビンソンクルーソー(下)』デフォー 岩波文庫

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ロビンソンクルーソーという言葉を人生で聞いたことがないという人はいないのではないでしょうか?それほど『ロビンソンクルーソー』は有名です。

以前ルソーの『エミール』を読んだことがあるのですが、その中で、「自然教育を最も育む1冊」としてこの『ロビンソンクルーソー』を挙げていました。

『ロビンソンクルーソー』以外にも、冒険をテーマにした古典は他にもあります。是非チェックしてみてください。

それでは『ロビンソンクルーソー』のあらすじや読んだ感想、オススメの読み方を紹介します。

以下、一部本のネタバレになる内容が含まれています。ご了承ください。

『ロビンソンクルーソー』あらすじ/感想

『ロビンソンクルーソー』とは?

デフォーの『ロビンソンクルーソー』は「一人の少年の過酷な冒険を記した本」です。

1632年、ヨーク市でロビンソンクルーソーは三男として生まれます。

家庭はいわゆる中流階級で、生活していて特に苦しいところはありませんでした。

三男で仕事を継ぐ必要もなかった上に、放浪癖があったロビンソンクルーソーは両親と衝突しました。

両親からすれば「このまま過ごせば平穏に暮らせるのに、どうしてわざわざ苦労するのか」という心情だったはず。

両親の説得にも応じず、ロビンソンクルーソーは家を出ます。

家を出て、冒険を始めたロビンソンクルーソーですが、その冒険は浮き沈みの激しい危険な冒険でした。

『ロビンソンクルーソー』では、その過酷な冒険を生き抜いた1人の男の生き様が記されています。

中流階級の魅力

ロビンソンの父親はロビンソンが冒険に出ることを食い止めるために、中流階級の素晴らしさを力説しています。

上流階級になると、贅沢を極めてしまったり、周囲からの妬まれたりするなど、人生を満喫することが難しい。

しかし、逆に下流階級になると、生きていく為にキツイ労働を強いられたり、辛酸を嘗めることになったりとこちらも同様に人生を満喫することが難しいとロビンソンの父親は考えているのです。

そういった意味では、確かに、中流階級であれば、そこまで苦労せずに平凡な暮らしをすることができるはずです。

上流階級に人ほど生活に余裕があるわけではない為、贅沢をすることはできませんが、下流階級の人のように辛い労働をしなくても容易に生きていくことはできます。

中流階級の生活は、「足るを知る」という生活に他なりません。その生き方こそ穏やかに生きていくために必要だとロビンソンの父親は考えています。

無人島で生まれた神への信仰心

紆余曲折を経て、ロビンソンクルーソーは無人島に漂着してしまいます。同行していた人々は全員溺死してしまいました。

漂着した無人島でのロビンソンクルーソーの生活は『ロビンソンクルーソー』の1番の醍醐味ではないかと思います。

ここでは、無人島で生まれたロビンソンクルーソーから見える、神への信仰心について少し触れたいと思います。

ロビンソンクルーソーは、冒険を始める前まではいわゆる「信仰を持たない人」でした。

しかし、この無人島での生活において神への信仰を抱くようになります。

ロビンソンクルーソーは無人島で自給自足の生活をする必要に迫られます。しかし、無人島の自給自足の生活の中には多くの幸運がありました。

例えば、豊富な食料があったこと。無人島なので人はいませんでしたが、他の生き物はいました。そのため、餓死するという最悪の状況は免れることができました。

自分が乗ってきた船も浜辺近くに流されており、その中にある生活に必要ものを取り出すことができました。生きていくことはそれほど過酷ではありませんでした。

無人島の生活の中で、ロビンソンクルーソーは初めて自分を救ってくれた神に対して感謝をするようになります。無人島の中で豊かに暮らせるという奇跡を目の前にしては、神への感謝の念を持ったとしても不思議ではありません。

しかし同時に、「救ってくれたから神に感謝するのは都合よくないか?」という反論も理解できます。

『ロビンソンクルーソー』終わりに/感想

下巻の「解説」にも書いてある通りですが、『ロビンソンクルーソー』の中で1番面白かった箇所は、上巻のロビンソンクルーソーが無人島に漂着してから自給自足の生活をしていく箇所でした。

普通だと小説は、上下巻どちらも読まないと作品の魅力を感じることは難しいです。

しかし、この『ロビンソンクルーソー』に関しては、上巻だけ読むという読み方もありなのかもしれないと思いました。

下巻でもロビンソンクルーソーの冒険は続いていますが、「冒険感」をより強く感じるのは上巻です。

また、ページ数は合計800ページほどです。しかし人物の会話も改行しないため、かなり分量があるように感じました。

「ロビンソンクルーソーを読んでいみたいけど、読み切れるか不安」という方は上巻だけまずは購入する方が得策かと思います。

総評

・オススメ度★★★★☆

・読みやすさ★★★★☆

気になった方は是非読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた〜。

<記事で触れた書籍一覧>

『ロビンソンクルーソー』

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