人々が織りなす恋愛模様!シェイクスピア『お気に召すまま』あらすじ


こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了したので、紹介していきます。

『お気に召すまま』シェイクスピア 岩波文庫

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『お気に召すまま』あらすじ/要約

本書『お気に召すまま』は「二人の男女が織りなす喜劇」です。

主人公のオーランドーは、兄オリヴァとの待遇の違いに不満を覚えています。

兄ばかりが良い教育を受けており、自分は家畜同然に働かされていました。

フレデリック公爵が主催するレスリングの試合に、オーランドーは鬱憤ばらしのため参加します。

レスリング会場でオーランドーは運命の出会いをします。

彼女の名前はロザリンド。

ロザリンドの父は以前公爵だったのですが、弟のフレデリック公爵によって国を追放されています。

二人はお互いに一目惚れをします。

しかし二人は簡単には結ばれませんでした。

弟への嫉妬

兄のオリヴァは弟のオーランドーに対して全く容赦しません。

血の繋がっていないどころか、人として見なしてもいないかのような態度を取り続けます。

オーランドーがレスリングをする際にも、相手側の選手に、容赦なくやってくれと述べています。

そこまで弟のオーランドーを毛嫌いする理由は一体何だったのでしょうか。

それは「弟への嫉妬」からくるのでした。

オーランドーはオリヴァよりも高度な教育を受けていません。

しかし彼よりも知識があり、分別もあり、友人も多い。

そんなオーランドーにオリヴァは嫉妬しているのでした。

オーランドーとロザリンド

主人公となる二人の人物。それがオーランドーとロザリンドです。

レスリング会場で二人はお互いに一目惚れします。

しかし、二人の恋はそう簡単にはいきませんでした。

レスリングの主催者はフレデリック公爵という人物です。

フレデリック公爵は、自分の自慢のレスラーがオーランドーに負けたことに苛立ちを覚えます。

他人に自分のレスラーが負かされただけなら、まだ許せたかもしれません。

しかし、フレデリック公爵はオーランドーを知っていました。

フレデリック公爵は既に亡くなっているオーランドーの父親と以前対立関係にありました。

そんなフレデリック公爵の家に住んでいたのがロザリンドでした。

『お気に召すまま』感想/まとめ

『As you like it』

これを『お気に召すまま』と訳した翻訳の技術に感服しました。

このような邦題をつけるには高い語彙力が必要なのでしょう。

言い得て妙とはこのことだなと思いました。

私個人的には、シェイクスピアの戯曲は喜劇よりも悲劇の方が好きです。

しかし、『お気に召すまま』は単なる恋物語ではありません。

途中で様々な人物が登場して、物語がカオスな状態になっていきます。

しかしラストは自然かつ綺麗にまとめられています。

少しハッピーエンドすぎるのでは?とも思いましたが。

全体的には楽しめる一冊でした。

気になった方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた〜。

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『お気に召すまま』シェイクスピア 岩波文庫

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