魔女に翻弄された人生!シェイクスピア『マクベス』簡単なあらすじ


こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了したので、紹介していきます。

『マクベス』シェイクスピア 岩波文庫

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シェイクスピアの四大悲劇の一つ、それが本書『マクベス』です。

四大悲劇は『ハムレット』『オセロウ』『リア王』『マクベス』を指しています。

『マクベス』あらすじ/要約

本書『マクベス』は「魔女に人生を翻弄された一人の武将の物語」です。

スコットランドの武将であり、王ダンカンの重心だったマクベス。

友人バンクォーと共にいたマクベスは、荒野で3人の魔女たちに出会います。

 

魔女はバンクォーにこう語ります。

「王にはなれないが、子孫が王になる」

そして魔女たちはマクベスにこう語ります。

「お前はいずれ王になる」

マクベスは魔女たちの予言を信じ込みます。

自分こそが王にふさわしい存在なのだと考えたマクベス。

マクベスは自分が王になるための計画を密かに立てるようになります。

重臣マクベス

スコットランドの武将マクベス。

マクベスは、ノルウェー軍との戦闘に勝利しました。

自陣に戻る道で、マクベスは3人の魔女に出会います。

魔女たちは、マクベスがコードーの領主になると予言します。

さらに後には、スコットランドの王になると予言するのです。

最初は魔女たちの言葉を訝っていたマクベス。

しかし後に、マクベスは王ダンカンからコードーの領主に任命されます。

魔女たちの言うことは本当だった。

後にスコットランドの王になると予言されたマクベスは、次第に自分こそ王に相応しいと思うようになります。

マクベス夫人

本書『マクベス』を語る上で、外せないのがマクベス夫人

マクベスは、魔女からの予言を信じています。

自分が将来スコットランドの王になる。

しかし、臆病なマクベスは王になるための行動を起こせません。

そんなマクベスに対して、マクベス夫人は行動を唆します。

マクベス夫人にとっても、マクベスが王になることは嬉しいことでした。

マクベスが王になることで、自分は王妃になることができます。

地位も名誉も思うのままにできる日が、目の前に迫っている。

臆病なマクベスに対して、権力に目がないマクベス夫人がどのような説得をするのか。

本書『マクベス』の魅力の一つです。

『マクベス』感想/まとめ

魔女たちの立ち位置が面白いです。

まるで人間を手のひらで転がして遊んでいる、そんな印象を抱かせます。

ミルトンの『失楽園』やマークトウェインの『不思議な少年』。

それらに登場するサタンのような立ち位置に似ていると思いました。

権威に対する人の欲望、そして恐怖。

それらが文章からひしひしと伝わってきました。

流石、四大悲劇と呼ばれる作品だけあって、読んで損はしない作品です。

気になった方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた〜。

<記事で触れた書籍一覧>

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