娘に裏切られた老人!シェイクスピア『リア王』あらすじを簡単に紹介


こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了したので、紹介していきます。

『リア王』シェイクスピア 岩波文庫

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シェイクスピアの『リア王』は四大悲劇の内の一つです。

『リア王』あらすじ/要約

本書『リア王』は「娘たちに裏切られた王の悲劇の物語」です。

ブリテンを支配していたリア王

リア王には息子はおらず、代わりに3人の娘がいました。

長女のゴネリル、次女のリーガン、そして末っ子のコーディーリアです。

リア王は王の座から身を引こうと考えています。

リア王は娘の3人にそれぞれ均等に領地を分配して与えようとします。

父であるリア王に対して感謝を述べるゴネリルとリーガン。

しかし、末っ子のコーディーリアはリア王に対して不遜な態度を取るのでした。

不満を覚えたリア王はコーディーリアを国から追い出してしまいます。

リア王と娘

リア王はブリテンを支配する王でした。

しかし、彼の歳は80歳に達していました。

年齢を考えると王位に就いているのは相応しくないと考えたリア王。

リア王は3人の娘に領土をそれぞれ分配します。

長女ゴネリルと次女リーガンは、リア王に対して感謝の念を評します。

しかし、それは全く心のこもっていない感謝でした。

二人はリア王に媚びへつらった言葉をかけ、王を喜ばせます。

しかし、一人末っ子のコーディーリアだけは感謝を述べませんでした。

コーディーリア

王の身を引いた後には、隠居することで余生を過ごそうとしたリア王。

しかし王の身を引いたのであれば、権力は彼には残りません。

隠居した後には、彼は一人の老人にしか過ぎないのです。

ゴネリルとリーガンには夫がいるため、隠居後にリア王の世話をするとは考えにくい。

結局姉たちは口先だけのことしか言っていないのだとコーディーリアは主張します。

事実、コーディーリアは娘の中で、最もリア王を愛していた人物でした。

最も愛しているからこそ、ゴネリルやリーガンのようにリア王に対して媚びへつらわないのでした。

しかしそのことに気がつかなかったリア王。

リア王はコーディーリアの態度に激怒し、ブリテンから追放してしまいます。

『リア王』感想/まとめ

人が生み出した道具、言葉。

言葉は人同士のコミュニケーションを円滑にする便利な道具です。

しかし同時に、言葉というものはなんて無用なものなのでしょうか。

本書『リア王』を読むとそう嘆かずにはいられません。

肝心なものはいつも言葉に表すことができません。

逆にそこにどんなに思いがなくても、言葉上では繕うことは簡単です。

言葉の限界を『リア王』に垣間見ました。

気になった方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた〜。

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