5分で簡単に解説!スウィフト『ガリバー旅行記』あらすじを紹介

ガリヴァー旅行記

こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了したので、紹介したいと思います。

ガリヴァー旅行記

『ガリバー旅行記』スウィフト 岩波文庫

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デフォーの『ロビンソンクルーソー』と『ガリバー旅行記』は比較されがちです。

『ロビンソンクルーソー』などの冒険小説の記事は、以下から読むことができます。

それでは早速、『ガリバー旅行記』のあらすじや感想を紹介します。

以下、一部本のネタバレになる内容が含まれています。ご了承ください。

『ガリバー旅行記』あらすじ/要約

『ガリバー旅行記』とは?

スウィフトの『ガリバー旅行記』は「船医ガリバーの様々な旅行体験を綴った物語」です。

『ガリバー旅行記』といえば、ガリバーが小人に捕らえられている姿を思い浮かべる人も少なくないでしょう。しかしそれは『ガリバー旅行記』のたった一部分。

リリパット国という架空の国で、ガリバーが小人に捕まります。

リリパット国以外にも、ガリバーは様々な国を旅します。『ガリバー旅行記』では、日本への航海記も収録されています。どの国もそれぞれ特徴に富んだ国です。

・リリパット国
・ブロブディンナグ国
・ラピュータ、バルにバービ、ラグナグ、グラブダブドリップ、および日本
・フウイヌム国

子どもの頃に読んだ人も多いはずの『ガリヴァー旅行記』。改めて『ガリバー旅行記』を読むと、幼い頃とは違う印象を『ガリバー旅行記』から受けるはずです。

船医ガリバーの旅の始まり

レミュエル・ガリバーは船医です。ガリバーは非常に、好奇心の強い人物でした。

「将来、海外旅行に出る」

そんな思いをずっと心に抱き続けたまま、ガリバーは船医として働いていました。

ある日、船医として同行した船で、ガリバーは嵐に巻き込まれてしまいます。嵐に巻き込まれたことで、船は難破してしまいます。

ガリバーが目を覚ますと、自分のわずか12分の1ほどの身長しかない人々が、ガリバーの周囲を取り囲んでいました。

死ぬことを許されない人々とは?

多くの人は「死」に対して、好意的な考えを抱いていません。

死には負の感情、すわなち悲しさや恐れという感情がつきものです。避けることができるのであれば、死を避けたいと考える人は大勢いるでしょう。

死は私たち人間にとって、最大の恐怖です。

しかし、本書『ガリバー旅行記』を読むと、死なないことが本当に幸せなのか考えさせられます。

『ガリバー旅行記』に登場するラグナグという場所では、ごく低い確率で、永遠に死ぬことがない人間が生まれます。

不死ではあっても、不老ではないのです。不老ではないため、歳を重ねる度に、身体は自分の思い通りにはならなくなります。

自分のしたいことがあっても、それを可能にする身体はその人にはありません。生きる楽しみが全くなくても、彼らは生き続けなければなりません。

生きているというよりむしろ、生かされているという生き地獄が待っているのです。

『ガリバー旅行記』感想/まとめ

『ガリバー旅行記』と言えば、小人に捕まった後に、命からがら逃げ出すという内容しか知りませんでした。『ガリバー旅行記』は小人の世界での物語だと思っていたのです。

『ガリバー旅行記』を実際に読んで、様々な架空の世界があることに驚かされました。

どうして小人の世界だけ認知度が高いのかは疑問に感じました。第1章が小人の世界での旅行記について書かれていたものであるため、印象が強いのかもしれません。

『ガリバー旅行記』を読んだことはなく、口承で知っているだけという可能性もあります。

自分という存在が大きいのか小さいのかは相対的な何かによって決まるものです。当たり前のことですが、『ガリバー旅行記』を読んでそのことを強く実感しました。

例えば、身長180cmの男性がいると仮定します。日本人の平均身長を考慮すると、「大きい男性」のはずです。しかしもし185cmの男性が隣に並んで来た場合、180cmの男は「小さい男性」になります。

何が大きいのか、そして何が小さいのかは、比較対象によって決まります。比較するものがなければ、大きいのか小さいのかすら判断することはできないのです。

そんなことを本書『ガリバー旅行記』を読んで感じました。

一つ一つの国の出来事が特徴的で、飽きずに読み切れる作品です。

総評

・オススメ度★★★★☆

・読みやすさ★★★★☆

気になった方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた〜。

<記事で触れた書籍一覧>

ガリヴァー旅行記

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『ロビンソンクルーソー』

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