四大悲劇の1つ!シェイクスピア『ハムレット』あらすじを簡単に紹介

ハムレット

こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了したので、紹介していきます。

ハムレット

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シェイクスピアの『ハムレット』。『ハムレット』は『オセロー』『マクベス』『リア王』と並び、四大悲劇の1つとして抜群の知名度があります。

ここでは、シェイクスピア『ハムレット』のあらすじや感想について紹介していきます。

『ハムレット』あらすじ/要約

ハムレットは「父親を殺された王子、ハムレットによる復讐の物語」です。

デンマークの王であるハムレットの父親が亡くなってしまうことから物語は始まります。

次に即位したのは先王の弟クローディアス。クローディアスは先王の妻であるガートルードを妻にします。

ハムレットは、自分の父親が亡くなったことと母親がすぐに再婚したことに強いショックを受けます。

憂鬱な気持ちになっていたある日、ハムレットは従臣たちから自分の父親に似た亡霊が出るという話を聞きます。

真相を確かめるため、ハムレットは深夜に亡霊を待ちます。現れた亡霊は父の亡霊でした。

父の亡霊はハムレットに対して、自分がクローディアスに毒を盛られたことを告白します。

父親の死の真相を知ったハムレットは復讐に燃えるのでした。

王の突然の死

ある日、デンマークの王であるハムレットの父親が突然亡くなってしまいます。

父親の訃報を聞きつけ、ハムレットは留学先から戻ります。

デンマークの王として新たに君臨したのは先王の弟クローディアスです。

ハムレットは留学先から戻ったものの、憂鬱な気持ちを拭いきれません。

ハムレットから見れば、クローディアスは先王に比べれば取るに足りない人物に思えました。

また、ハムレットは母親の早すぎる再婚も嘆いていました。

先王が亡くなってからわずかの間に再婚した母親に対して、ハムレットはよくないことだと嘆いています。

もともと憂鬱気質だったハムレットは父の訃報と母の再婚によってさらに憂鬱気味になり、自殺すら考えてしまいます。

亡霊の噂

城を警備していた衛兵の間に、亡くなった先王によく似た亡霊が現れます。

顔だけでなく、身なりも先王にそっくりでした。

衛兵たちはハムレットに先王にそっくりな人物が現れることを話します。

それを聞いたハムレットは自分自身でその真偽を確かめるために、夜中に先王に会いにいきます。

衛兵たちの話し通り、そこには先王にそっくりの亡霊がいました。

先王の亡霊はハムレットに対して、自分の死の真相を伝えます。

先王の死の原因は蛇に殺されたということになっていました。誰もがそう信じて疑っていませんでした。

しかし、実際には先王は弟であるクローディアスに殺されてしまったのでした。

自分自身殺され、そして妻も奪われてしまった先王の亡霊は嘆きに嘆きます。

そんな様子を見たハムレットは復讐を胸に誓うのでした。

『ハムレット』感想/まとめ

父親の復讐に燃えるというあらすじがわかりやすく、読みやすいです。

一人の復讐から始まる憎しみの連鎖に戦慄させられるとともに、共感してしまう自分がいます。

大切な人を殺された人に対して、復讐心を持たないようにと説得することはできます。

しかし、自分自身がもし大切な人を殺された立場になってしまった時、果たして自分自身に対して同じことを言えるのかというと疑問に思ってしまいます。

復讐をしても意味がないというのは誰でも頭では理解できるはずです。

しかし、人間は常に理性だけに頼って生きている生き物ではありません。

頭では理解してはいても復讐しなければ自分の気持ちが収まりきらないのでしょう。

復讐に燃える人に対して理性で訴えても効果は少ないのかもしれません。

本書『ハムレット』を読んでいると、人間が果たして理性的な生き物なのかわからなくなってきます。

普段は抑えているものの、人間の本質は感情にあるのではないかと考えてしまいます。

物語としても抜群に面白い。最高傑作の文学と名高い本書ですが、その名に違わぬ面白さです。

本だけでなく、劇としても鑑賞してみたいと思いました。

気になった方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた〜。

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