幕末の英雄!司馬遼太郎『竜馬がゆく』あらすじを簡単に紹介


こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了したので、紹介していきます。

竜馬がゆく

『竜馬がゆく』司馬遼太郎 文春文庫

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『竜馬がゆく』は全8冊にも及ぶ長編小説です。タイトル通り、幕末に活躍した坂本竜馬の生き様が書かれています。

坂本竜馬という人物の名前を世に知らしめたきっかけの本として、本書『竜馬がゆく』は評価されることも多いです。

司馬遼太郎が取り上げていなかったら坂本竜馬の名前がこれほど人々の間に認知されるようなことはなかったのかもしれません。

それでは早速、『竜馬がゆく』のあらすじや感想について紹介していきます。

『竜馬がゆく』あらすじ/要約

『竜馬がゆく』は坂本竜馬の生き様を綴った本です。

『竜馬がゆく』には土佐藩の坂本八平の次男である坂本竜馬の幼少期から最期までが細かく書かれています。

「坂本竜馬という人物は知っているけれど、具体的に何をした人なのかはよくわからない」

そのような人は多いかもしれません。

歴史の教科書でも、坂本竜馬の名前は取り上げていても、具体的に何をしたのかまで詳しく書いていることはほとんどないでしょう。

本書『竜馬がゆく』を読めば、坂本竜馬が一体どのような人物で、どのような功績を残していったのか理解することができます。

坂本竜馬

日本の歴史を大きく変えた人物、坂本竜馬は天保6年(1835年)、土佐藩の郷士坂本八平の次男として誕生しました。

郷士とは「農村に居住した武士のこと」を指します。

12歳の頃に母親を亡くしており、その後は義理の母によって育てられています。

竜馬は地元で剣術修行に励んだ後に江戸へと向かいます。

そんな竜馬に転機が訪れます。それが嘉永6年(1853年)のペリー来航です。

ペリーが来航する前までは竜馬も攘夷思想の持ち主で、異国の船を追い払ってしまおうと考えていました。

しかし、実際に自分の目で見た黒船は竜馬の予想をはるかに超えたものでした。

「剣術ではどうにもならない」

今まで異国と敵対することしか考えていなかった竜馬ですが、黒船来航後、世界に対して目を向けるようになります。

黒船の来航は坂本竜馬の異国への考え方を大きく変える出来事でした。

勝海舟との出会い

坂本竜馬の人生を大きく変えた人物といえばやはり勝海舟も挙げられるでしょう。

竜馬が勝海舟と出会ったのは文久2年(1862年)です。

勝海舟は咸臨丸に乗り、遣米使節の一員として米国に渡った経験を持っていました。

当時の米国の実情を自分の目で見ることができた数少ない人物です。

竜馬はペリーが来航して以来、世界に関してや海運業に関して並々ならぬ関心を持っていました。

そんな竜馬が勝海舟に関心を持つことはいわば当然だったのでしょう。

勝海舟は竜馬に対して自分自身が見てきた米国の実情や開国することの重要性について話します。

勝海舟は海軍を作ることで海外の国と貿易を行い、国を豊かにしようと考えていました。

竜馬がそのやり方が非常に現実味があることを理解し、その場で勝海舟の弟子となったのです。

幕臣だった勝海舟の弟子となることで竜馬はさらに活躍の場を広げていきます。

『竜馬がゆく』感想/まとめ

本書『竜馬がゆく』のメインは当然ながら坂本竜馬ですが、幕末なのでのちの明治維新で活躍する人物が登場した点も、日本史好きの私としては魅力的でした。

西郷隆盛や勝海舟といった幕末に必要不可欠な人物が多数登場します。

逆に、日本史に全く興味がないという方にはそれほど面白くない内容であるようにも感じました。

内容が冗長な訳ではないのですが、やはり全8冊から構成されていることもあって、読み切るには根気が必要になってきます。

特別な専門用語が登場するという訳ではありません。

しかしもともと日本史や坂本竜馬に興味がないとどうしても途中で飽きてしまうのではないかと読んでいて感じました。

逆に日本に関心を持っている方であれば読んで損はしない一冊だと思います。

坂本竜馬という人物が見事な大局観をもっているだけでなく、実際に行動に移している姿に感心させられます。

本書『竜馬がゆく』を読んで既存の伝統や慣習だけに縛られずに物事を考え、行動することの重要性を学べた気がします。

気になった方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた〜。

<記事で触れた書籍一覧>

竜馬がゆく

『竜馬がゆく』司馬遼太郎 文春文庫

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