難解すぎる!アリストテレス『形而上学』が哲学初心者に向かない理由


こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了しましたので、紹介します。

『形而上学<上>』

『形而上学(上)』アリストテレス 岩波文庫

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"『形而上学<下

『形而上学(下)』アリストテレス 岩波文庫

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前回のプラトンに引き続いて、今回はアリストテレスの代表作について紹介しようと思ったのですが、、。

結論から言ってしまうと、今回はいつものような本の魅力に関して紹介することができません。

理由は本書『形而上学』の内容が難解すぎて、本の魅力を紹介できるレベルまでに自分が到達することができなかったからです。

先ほど「読了」したと言いましたが、きちんと読み通したとは言えません。

哲学に限らずの話ですが、「読むことができるレベルに達していない本」というには誰にでもあると思います。

そのような本は「いつか読めるようになればいい」のであって、「今すぐに無理をしてまで読むべき」ではないと思います。無理しても読めないものは読めないので(笑)。

とりわけ哲学に関しては、これからも「読めない本」というのはいくらでも出てくるかと思います。

自分が紹介できない本を無理に紹介すると、最悪の場合、内容が異なってしまっているという事態になりかねません。

そこで、ここではどうしてアリストテレスの『形而上学』が難解なのか哲学初心者の自分の視点で考えていきたいと思います。

アリストテレスの『形而上学』のような難解な本から初めてしまったり、初心者の段階で読もうとしたりしてしまうと挫折の原因になりますので、自分のような哲学初心者の方にはこの記事を参考にしていただけたら幸いです。

形而上学という学問がそもそも難解

形而上学という学問、みなさんはどのような学問か知っていますか?

wikipediaによると形而上学とは以下のような学問を指すようです。

感覚ないし経験を超え出でた世界を真実在とし、その世界の普遍的な原理について理性的な思惟によって認識しようとする学問ないし哲学の一分野

、、、まあ正直何言ってるのかよくわからないですよね(笑)。小難しい、、。

簡単に言えば、形而上学とは「形として見えない事物や抽象的な事物について考える学問」と定義できるそうです。

心/精神/観念/神/理性/感情など、について考える学問のことを指します。

しかし、アリストテレスの『形而上学』で扱っている主なテーマは、4つの因子がすべてのものに存在するという説、「四原因説」です。

現代の形而上学という言葉とは少し違ったニュアンスになっています。ここがまず、自分のような初心者がつまずいてしまうポイントです。

言葉が難解

話の内容の抽象度の高さで既に読む気力を奪われます。

さらにこの『形而上学』という本を難解にしているのが、1つの言葉に複数の意味を持っていたり、現代と違った意味で用いられていたりすることにあります。

例えば、「エイドス」という言葉が本文には何度も登場します。また、イデアという言葉も本文に登場します。

しかし、この二つの言葉は同じ意味なのです。

哲学初心者の私からすれば「同じ意味なら頼みから統一してくれ!」というのが正直な感想です。

そもそも話の内容の抽象が高いのに、言葉の定義にも悩まされる、これがアリストテレスの『形而上学』を読む難しさだと思います。

『形而上学』終わりに/感想

まず、自分のような哲学初心者の方にはアリストテレスの『形而上学』はオススメできません。初心者には内容が抽象的であり、言葉も難解すぎるので、挫折する可能性が高いです。

アリストテレスの他の著書は読んでいないので、難解なのかわかりませんが、まあ後回しにしてもいいのではないかと思います。

著書によって難易度が大きく変化するとは考えにくいですし。

私も今回はほとんど内容が理解できませんでしたが、日を改めて、しっかり取り組めるようにしたいです。

哲学書はほとんどの人から敬遠されている通り、「難解なのが当たり前」と言っても良い学問です。

今後も自分のペースで根気よく学んでいけたらと思います。

それではまた〜。

<記事で触れた書籍一覧>

"『形而上学<上

『形而上学(上)』アリストテレス 岩波文庫

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『形而上学<下>』

『形而上学<下>』アリストテレス 岩波文庫

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