孔子のありがたい名言・箴言集!『論語』のあらすじと感想を紹介

論語

こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了したので、紹介していきます。

論語

『論語』金谷治 訳注 岩波文庫

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岩波文庫版の『論語』は原文・読み下し・現代語訳の全てが載っています。

原文と読み下しが読めないという方でも、きちんと日本語訳があるので、理解できるはずです。

孔子という人物に関しては以下の記事でも紹介しています。ぜひ読んでみてください。

それでは早速、『論語』のあらすじや感想について紹介していきます。

以下、一部本のネタバレになる内容が含まれています。ご了承ください。

『論語』あらすじ/要約

『論語』とは?

『論語』は、「中国春秋時代の思想家である孔子の言葉をまとめた本」です。

孔子の死後、孔子の弟子たちによってまとめられたと言われている『論語』。

『論語』は『大学』、『中庸』、『孟子』と並び、四書の一冊です。

「どのようにして人は生きていくべきなのか」

およそ2500年以上も前に書かれていた本に、現代でも通じる生きるためのヒントが記載されています。

言葉と行動は慎重に

『論語』の中で、孔子は給料をいかにして増やせばいいのかという質問に対してこのように答えています。

多くを聞きて疑わしきを闕き、慎みてその余りを言えば、則ち尤寡なし。多く見て殆うきを闕き、慎みて其の余りを行なえば、則ち悔寡なし。言に尤寡なく行に悔寡なければ、禄は其の中に在り。(p34)

まず、物事をより客観的に把握するために、必要な情報をできるだけ得る。

そしてその中でも信用できるような情報だけを選び出し、それに基づいて言葉を話したり行動に移したりする。

口数が少なく、行動もあまり起こさないような人物であっても、時折話す言葉や行動に信頼性があれば、人は勝手についてくるし、信用も集まる。

そして最終的にそれが給料にもかかわってくるのだと孔子は述べています。

確かに、むやみに出鱈目なことを言っている人は肝心な場面で信用されることはないはずです。

人からの信用を集めるためには、自分が口にする言葉やあるいは行動は慎重に行うべきでしょう。

下等な人間とは

本書『論語』の中で、孔子は下等な人間とはどのような人物なのかについても言及しています。孔子のような人物が、人間を序列化するのは意外ですよね。

孔子の曰わく、生まれながらにしてこれを知る者は上なり。学びてこれを知る者は次なり。困みてこれを学ぶは又たその次ぎなり。困みて学ばざる、民斯れを下と為す。(p231)

生まれながらにして物知りの人はもっとも優れていますが、そのような人物は滅多にいるものではありません。

苦しみながらも学ぶ努力をしている者は人間としてまだ立派な方なのです。

最も下等な人というのは、困窮している事態に陥っているにもかかわらず、努力して学ぼうとする姿勢を見せない人のことであると孔子は考えています。

彼らは自分たちが窮地に陥っていて、それが努力で解決できると知っているにもかかわらず、その努力をしようとしない人々です。

生まれながらにして物知りにはなりたくてもなれない人がほとんどです。

私たちは自ら学ぼうとする努力をけっして怠ってはいけないのだと孔子は我々に語りかけます。

『論語』感想/まとめ

『論語』と聞くと、非常に堅苦しい印象を抱く方が多いのではないでしょうか。

私自身も、実際に読んでみるまではもっと堅い本だと身構えていましたが、実際読んでみると非常に読みやすい。

原文と読み下し文は確かに読みづらいですが、現代語訳がついているので心配ありません。現代語訳だけ読んでいくという読み方もアリです。

また、物語の構成を取っているわけではないので、自分の好きなところから読むという読み方もできます。

子の曰わく、吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順がう。七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。(p28)

論語と言えば、やはりこの一文が有名であることは間違いありませんが、その他にも今回取り上げたような孔子の名言が続出します。

『論語』を読めば、お気に入りの孔子の名言を何かしら見つけることができるでしょう。

総評

・オススメ度★★★★☆

・読みやすさ★★★★☆

気になった方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた〜。

<記事で触れた書籍一覧>

論語

『論語』金谷治 訳注 岩波文庫

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