ブルフィンチ『ギリシア・ローマ神話』(岩波文庫)のあらすじ


こんにちはshun(@bookstyle_book)です!

今回はこちらの本を読了したので、紹介していきます。

『ギリシア・ローマ神話』ブルフィンチ 岩波文庫

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著者のトマス・ブルフィンチはアメリカの作家です。

『ギリシア・ローマ神話』あらすじ/要約

本書『ギリシア・ローマ神話』は「ギリシア・ローマの神話を網羅した本」です。

絵画、彫刻、建築、文学。

西欧の芸術全てと深い関わりを持つ、ギリシア・ローマ神話。

本書『ギリシア・ローマ神話』には数多くの神が登場します。

また、分量は多くありませんが、インドや北欧の神話も取り扱っています。

また付録にはギリシア神話の系統図もあり、体系的にギリシア神話を理解することができます。

『ギリシア・ローマ神話』 一冊あれば、神話の話についていけないことはないでしょう。

火という賜物

『ギリシア・ローマ神話』 序盤では、世界創造にまつわる話が登場します。

巨神族の一人であったプロメテウス。

プロメテウスは、神の姿に模して人間を作り上げました。

プロメテウスと弟エピメテウスは動物たちに生きるための能力を振り分けます。

最後に残った人間。しかし人間に与えるべき能力が何か見つかりませんでした。

プロメテウスとエピメテウスの二人は、人間に「火」という道具を与えます。

火を使えるようになった人間は、他の動物よりも高度な文明を築くことができました。

アテナイ

古代ギリシアの都市国家、アテナイ。スパルタとの対立したことでも有名な国家です。

アテナイという国の名前はある神の名前がもとになっています。

その神の名前はアテネ。現在のギリシアの首都もアテネです。

アテネは知性の女神であり、ゼウスの娘です。

なぜアテナの名前がその町につけられたのか。

アテナは、海を司る神ポセイドンとその土地をめぐって対立していました。

対立をみかねた神は、人間により便利なものを与えたものにその土地を与えることを決めます。

ポセイドンは馬を、そしてアテネはオリーブを人間に与えました。

馬よりもオリーブの方が有用だと判断した神はアテネにその土地を与えたのです。

『ギリシア・ローマ神話』感想/まとめ

ギリシア神話はやはり面白い。

その面白さの理由は、人間臭さにあるのでしょう。

普通、神というと、私たちは全知全能の存在を思い浮かべます。

神は全てを知っており、まして神が失敗することはないと考えがちです。

しかしギリシア神話を読むと、神でも多くの過ちを侵していることがわかります。

私たち人間と同じような失敗をし、そして私たちと同じように懺悔する。

神という存在でありながら人間臭さがそこにはあり、それに惹きつけられます。

気になった方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた〜。

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