文系でも理解できる?『宇宙創成(上)』/サイモン・シン」の書評

宇宙創成

皆さんこんにちはshunです!

今記事書いているのが1月8日(月)ですね!計算すると2018年の約2%がもうすでに経過してしまったことになります。

早すぎますね〜。1日1日を大切にして行こうと思います!

今日、書評としてご紹介する本はこちら!

宇宙創成

「宇宙創成(上)」サイモン・シン 新潮文庫 です!

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この「宇宙創成」という本はサイモン・シン氏の第3作目として出版されたようです。

それでは購入したきっかけや書評について以下で詳しく紹介していきます!

〜①購入のきっかけ〜

以前、サイモン・シン氏の第1作目である「フェルマーの最終定理」を読んだことがありました。

ここは宇宙創生についての書評なので、あまりフェルマーの最終定理については記載しませんが、たった1人の数学者が考え出した定理、しかも「3 以上の自然数n について、xn + yn = zn となる自然数の組 (xyz) は存在しない」という一見するとさほど難しそうには見えない定理を解決するのに300年以上の年月を必要としたことは非常に興味をそそりました。

その後、サイモン・シン氏に他の著作に対して個人的な興味を抱くようになりました。「フェルマーの最終定理」でもそうでしたが、サイモン・シン氏の著作では難解な数式や用語が文系の自分でもよくわかるように記されていました。

そんな中、宇宙創成という本を発見しました。

もともと、宇宙に対しての興味はありましたがなかなか本を買ってまで読むのはなあ、、と少し敬遠してしまっていたのも事実です。

宇宙系の本も書店などで数冊手にとったこともありましたが、書いてあることがかなり難解なものが多く、途中で挫折すると思って買いませんでした。

サイモン・シン氏の著作であれば、宇宙の創成までの過程も体系立てて理解できるのではないかと思い、この本を購入することにしました。

〜②この本を読んで欲しい人〜

この本は以下のような方に読んで欲しいと個人的に思います

・文系だけど、宇宙がどうして成立したのかについて知りたい方

・天文学における文明の発達を時代を追って知りたい方

・宇宙に関する知識がほとんどない方

〜③要約/筆者の主張の紹介〜

「宇宙創成(上)」では、冒頭エラストテネスの地球の周囲長さの測定や天動説から始められています。

その後、コペルニクスやケプラー、ガリレオ、アインシュタインといった数々の天文学者(アインシュタインとかは物理学者ですが笑)が宇宙の秘密を解読していきます。

上巻の最後ではハッブルによって「ハッブルの法則」が提唱され、宇宙は永遠不変なのではなく、ビッグバンによって創成されたものなのではないか?という疑問で締められています。

〜④私の感想/考えたこと〜

死は、科学が進歩する大きな原因のひとつなのだ。なぜなら死は、古くて間違った理論を捨てて、新しい正確な理論をしぶる保守的な科学者たちを片付けてくれるからだ(p117)

この言葉に私は衝撃を受けました。それとともに言葉に対して大きく納得させられました。

私たちの主観というものは恐ろしいものです。一旦ある考えが根付いてしまうと、その他の可能性については考慮できなくなってしまいます。

どんな重要な観測がそこで得られたとしても、自分が持っている考えを優先してしまうため、事実を歪曲してしまうことも少なくありません。

そんな中、死はそのような保守的な考えを排除してくれると筆者は主張しています。

従来の考えで解決できなくなった時、そこで無理やり事実を歪曲してしまうのではなく、目の前に起きている現象を正直に捉えてこそ、そこから客観的な事実を作り上げることができるのです。

天動説という従来の常識を疑うというほとんどの人ができないような姿勢を取ることで初めて地動説という太陽中心のモデルを提唱することができるようになったのです。

また、本書によって宇宙の規模について知ることができました。

地球が属する天の川銀河以外にも多くの銀河がこの宇宙上には存在し、その他の銀河には無数の星と惑星があるという事実は宇宙の規模を認識させてくれました。

さらに、この本でどの天文学者がどのような功績を残したのかが理解できました。

この本を読むまでの私はケプラーと言われても「ケプラーの第三法則」ぐらいしか知りませんでした。そのケプラーの第三法則がどのようなものなのかも他人に説明できる訳ではなく、ただその言葉を知っていただけでした。

この本を読んだおかげで、コペルニクスはどのような実験をし、どのような主張をしたのかやガリレオが残した成果、赤方偏移やドップラー効果の意味などについて知ることができました。

まだ、下巻を読んでいないので、ここからどのような展開になるのかが本当に楽しみです!サイモン・シン氏の著作は本当にオススメですよ〜!まずは一番有名な「フェルマーの最終定理」を読んでみてはいかがでしょうか。

文系の方でも苦労せずに読めるので、理系っぽいからと敬遠するのではなく、一読していただきたいですね!

それではこの辺で〜。

<↓読んだ本はこちら↓>

宇宙創成

↓『宇宙創成<下>』のレビュー記事はこちら!

「サイモンシンの宇宙創成<下>をレビュー!ビッグバンは実在した?」

 


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